関の氏神

亀山八幡宮

境内散歩

ふくの像

下関では「ふぐ」を「ふく」と呼び幸福を呼び込むとして親しまれています。
明治21年、時の総理大臣伊藤博文公が下関でふく刺しを賞味し、その美味を絶賛したことから全国に先駆けてふく食用禁止が山口県で解禁されましたことは良く知られています。

昭和9年、関門ふく交友会の人々が境内表参道東側に「波のりふくの像」(右の絵)を建立。このふくの像は下関の名物として親しまれ旅人の心をも和ませていました。しかし大東亜戦争末期の昭和19年、金属供出により文字通り鉄砲玉となり台座のみが残りました。平成元年、下関のふくを愛してやまない有志により、ふく銅像再建推進委員会が結成され、総経費2、000万円をかけて46年ぶりに再建。除幕式は、平成2年9月29日(フクフクの日)に行われ、以後毎年9月29日にはふく漁解禁にあわせてふく像前にて、シーズン中の航海安全・豊漁・商売繁盛を祈願するふく祭りが関係者一同により執り行われています。



市内をパレードして当宮へ

ふくの像据え付け作業


9月29日ふく祭り

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